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2006年4月 7日 (金)

「渡航」→「挑発」

ビークロス本を製作するきっかけのひとつとなった出来事に、アメリカカルフォルニアにある北米いすゞへSUVのコンセプトカーを訪問したことがある。この倉庫に1993年発表のコンセプトカーヴィークロスから、とりあえず最後のコンセプトカーAXIOM XSF,XSR,XSTまでほぼずべてが眠っている(といっても、デセオなど一部は行方不明または、廃棄処分されてしまったが)。今回は、その倉庫を紹介する。この倉庫の存在を知ったのは、2001年の開催されたいすゞオーナーズミーティングでのこと。いつかは、行きたいと思っていたがそうそううかがえる場所ではない。まぁ色々と伝を辿って2003年の1月デトロイトショウの帰りに寄ることができた。 中は、ザ・倉庫。結構埃まみれになりかけていたが、大した損傷はなく、コンセプトカーは洗車して、程ほどの手入れをすれば即モーターショウへ出品することも可能であった。北米では、最新のコンセプトカー以外にも、過去のコンセプトカーを地方のショウに出品することもあるので、保存状態がよかったようである。                 しかし、本来日本メインで考えるなら、これらコンセプトカーは即過去のものとなり、多額の開発費をかけているため資産と見なされ、税金がかかる。ゆえに処分されることの方が多いが、アメリカでの活用策があったおかけで保存されることができた。このように過去の遺産、いや資産こそ大事に残し、語り継ぐべきじゃないのか?そこから、ビークロス本をつくる挑発を受けたのであった。ビークロス本にはそのコンセプトカーへの敬意を評してすべて紹介している。残念ながら、北米いすゞの倉庫を本書の中で紹介切れなかったが、ビークロスをつなぐいすゞSUVのコンセプトカーの濃い血を本の中に刻むことができたと思う。

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